配信イベントの会場と演出方法について

皆様こんにちは。株式会社アイモ 松本です。

コロナ禍によりリアルでのイベントができない中、弊社では昨年から今年にかけて、様々な形でオンラインのイベントを行ってきました。


今回はこれまでに行った配信イベントの会場と具体的な演出方法についてその一部をご紹介します。

収録・配信会場について

配信イベントでは大きく分けて二種類の会場を利用しています。

「撮影スタジオ」もしくは「会議室」です。スタジオを使用するか、それとも会議室を使用するかで「できること」に違いがあります。


スタジオ

スタジオならではの設備が整っており、機材不足などの心配がなくなります。

また、インターネット回線が安定しているため、通信トラブルによって配信が止まってしまう事故を減らすことができます。

スタジオのサイズによって変わりますが、平均2〜5名程度の方が同時に出演可能です。

セットを使用した撮影、グリーンバックを使用した撮影どちらにも対応できます。

デメリットとしては、予約が取りにくい・時間の制限が発生する可能性があるなどがあげられます。


会議室

スタジオを借りるほど大掛かりにしたくない、会場コストを抑えたいという場合には会議室などで撮影・配信をすることが可能です。

主催者様の自社会議室を使用する場合には、社内の出演者が直前まで自身の仕事に対応することができる、などのメリットもあります。

会議室をそのまま撮影するほか、簡易的なグリーンバックでの撮影を行うこともできます。

デメリットとしては、既存のインターネット回線の速度によっては配信の安定性が確保できないこと、会場の広さや照明設備の都合上、出演者が1〜3名程度しか出せないことがあります。



以上、代表的な二つの会場をご紹介しました。

これまでの傾向として、芸能人の出演などエンターテイメント要素を入れる場合は「スタジオ」、表彰式などシンプルな式典の場合は「会議室」で行うことが多いです。



オンラインイベントでの双方向演出

オンラインイベントにおける課題として「一方的な配信では飽きてしまう」「理解度が下がる」などがあげられると思います。

配信プラットフォームによっても相性は異なりますが、表彰やインタビューなど行う際には次のような方法を用います。


Zoomを使用して一体感を出す

配信する際にZoomを使用することで全員の顔がうつるようにし、リアクションを取れるようにします。また、質疑応答などがある際にも便利です。

約300名が参加するイベントを実施しましたが、バーチャル背景の部分にzoomの画面を合成して全員の顔が見えるようにしました。その光景は圧巻でした。

デメリットとしては、相手のインターネット環境しだいで映像や音などが途切れてしまう可能性があります。


電話でサプライズ発表

配信中にその場で一位の方を発表するなどの際に、電話をかけて発表することができます。

リアルタイムで発表されるワクワク感、突然連絡が来るというサプライズ感を届けることができます。

相手の生の反応を受け取れるところもメリットです。

実際にその電話を受けった方が感動のあまり涙をこぼすシーンもありました。


LIVE Uを使用した中継

LIVE Uとは高画質の映像を取得・管理・送信できる信頼性の高い中継機器システムです。

速く信頼性の高いデータの送信をおこなうことができます。

このシステムを利用して配信会場と遠方を繋ぎ、インタビューを行いました。ノイズが少なく、画質もとても良いです。初めて使用した際は画質の良さに驚きました。


双方向演出はイベントを盛り上げるためにますます必要になってくると思います。

ブラッシュアップした演出方法をご提案できるようにしていきます!



最後に

これからも、オンラインを取り入れたイベントは欠かせないものになってくると思われます。新しいシステム、演出方法など開拓を進めより新しいエンターテイメントの方法を探っていきたいと思います。


何か気になることや、このようなことはできないか?などイベントに関するお悩みがありましたらお気軽にお問い合わせください。


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Reona Matsumoto

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