Twitterの音声チャットサービスSpaces β版がAndroidでリリース
こんにちは。大村です。
少し前、巷で一気に話題になった音声SNS、Clubhouse。
今でこそ落ち着いてきたものの、年明けのリリース以降、Twitterでトレンドにあがったり、多くのテレビ番組などでも取り上げられ、有名人も参加するなど大変な盛り上がりを見せています。
そんなClubhouseは現状、iOSのみの対応となっています。
それに似たTwitter版Clubhouseと言われるSpaces(スペース)のβ版。こちらもリリース当初はiOSのみとなっていましたが、Clubhouseに先駆けてAndroidでも使用できるようになりました。これを待っていた方も多くいるのではないでしょうか。
では、Spacesとはいったいどのようなものなのでしょうか?
(Spaces 公式ツイッターアカウントより)
TwitterのSpacesとは?
Spacesとは、Twitter内での音声チャットサービスです。
ホストが立ち上げたトークルームで、最大10人まで同時に会話を楽しむことができます。また会話を聞きたい人は、リスナーとして音声チャットを聞くことができます。
フォローしているアカウントがトークルームを立ち上げると、Fleetと並んで上部にアイコンが表示されます。ここからアクセスするか、あるいはトークルームからのシェア、または招待を受けることで会話を聞くことができます。
Clubhouseでは、すべてのコミュニケーションは音声のみで行われますが、Spacesの場合は絵文字で反応を送ったり、DMでコミュニケーションをとることができます。現在リスナーの上限人数は決まっておらず、広く発信、またコミュニケーションをとることも可能です。
Spacesではだれが発言できる?
Spacesでは、トークルームで発言できる参加者を以下のいずれかに設定できます。
・誰でも
・フォローしているアカウント
・招待されたアカウント
範囲を設定することで、クローズドなものから、広く議論したいものまでさまざまなテーマや用途で使うことが可能です。
新規登録で利用を開始するClubhouseとは異なり、Twitter上で既にフォローしあっているなど関係があるうえでのスタートとなるので、発信したいことをより多くの方に届けられる可能性が高くなると言えます。
トークルームをタイムライン上でシェアすることも簡単にできます。
Clubhouseによって爆発的な盛り上がりを見せた音声コミュニケーション。Spacesによってもさらにその勢いが増していくのではないでしょうか。
オンラインでのやり取りは日常で当たり前になって来ました。それらは顔を見ながらのものが多いように感じます。
もちろん表情は、コミュニケーションをとるうえで重要な要素のひとつです。
しかしながら、見た目や格好を気にせず音のみに耳を傾けて情報を取り入れるというやり方は、ニューノーマルに少し疲れてきた私たちの暮らしに、はまりやすいあり方ではないでしょうか。
また、受け手の心理的ハードルが下がった状態で行うことで、情報発信はより効率の良いものになるのではないかと思います。数多く情報が溢れる現代において、人の心に届きやすい発信とは何なのか、考え続けていきたいと思います。
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