東京国立博物館のきもの展に行ってきました。【展示会レポート】

初めまして。株式会社アイモ 松本と申します。

今回は先日行った東京国立博物館の特別展、「きもの展」についてご紹介できればと思います。


様々な着物を見ることができ、デザイン展示の勉強にもなりました。

きもの展公式サイト




展示レイアウト構成 〜過去から現在、未来へ〜

展示の全体の構成は過去から始まり昭和・大正の着物、最後に未来を感じさせる時代を追う順番で構成されていました。


過去

安土桃山時代の古い着物から大正時代のモダンな柄まで、とても量が多く圧倒されました。

背中の部分に漢字の刺繍がしてある着物が多くあり、今まで細かな柄のものばかりだと思っていたので驚きました。

時代ごとの流行を感じることができ、その時代の出来事や作者の思いを反映しているのだと感じました。


現在

岡本太郎さんがデザインされた着物や、人間国宝の先生がたの作品など他ではなかなか見ることのできない作品を見ることができました。

季節を表現した連作のものなども飾ってあり、展示の仕方も作品の流れがわかりやすいように工夫されていました。


未来

X JAPANのYOSHIKIさんのデザインした着物を見ることができました。

YOSHIKIさんのデザインは着物の形にとらわれることのない発想で、着る人を輝かせるような作品でした。

 



見たことのあるデザイン

皆さん、この着物の柄が何の柄なのかパッと見て思いつくでしょうか。

きもの展公式サイトより)


老舗の百貨店「三越」の現在の紙袋のデザインです。

人間国宝である森口邦彦さんによる作品です。

会場にこのデザインの着物が飾ってありました。

最初は気がつかなかったのですが、じっくりと見ているうちに閃きました!

生活の身近なところにも着物のデザインが使われているんだと実感しました。




コロナ禍でのイベント運営 

チケットはインターネット上での販売で電子チケットでした。

確認作業がスムーズで紙のチケットよりもスムーズに入館できたように思います。

入館時間がチケットごとに決まっており、今回は一番早い回で入館しました。

館内は空いており、他の方と2m程度間隔を空けながら閲覧することができました。




最後に

過去からのデザインの流れや形の変化などわかりやすく展示されていて、とても有意義な時間でした。

デザインは日常だけでなく、イベントにおいてもあらゆる面で関わってきます。

今後デザインや展示方法を勉強し表現したい意図をくみ取り、見る側の心に響くようなデザイン提案をしていきたいと改めて感じさせてくれました。

これからも季節ごとのオススメイベントなど、皆様にご紹介できればと思います。


お読みいただきありがとうございました。



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Reona Matsumoto

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